槙原敬之ベストアルバム「BEST LOVE & BEST LIFE」のテレビCMで2Dアニメーションを担当しました。
年末ということで過激な進行でしたが、無事に終わって何よりです。
ちなみに最近、「FLASHアニメ的な」という意味不明なオーダー(この仕事ではありません)が流行っていて
FLASHで作るからFLASHアニメという常識が通用せず
「セルアニメのように滑らかでないもの=FLASHアニメ」といった風潮が広告業界の会話に見受けられます。
「滑らかかそうでないか=秒あたりの動画の枚数の多さ」でしかありませんし 、それはFLASHだろうがセルだろうが条件は同じ。
FLASHにはインタラクティヴコンテンツを作るという別の目的があったわけですが、
CM業界に限って言えばそこらへんは忘れ去られている様子。
いくらFLASHやAEや3DSMAXが育っても、手描きの重要性はかわりません。
絵が描けなきゃ動かせない。
われわれ、今回は一切FLASHは使っておりませんし
カットによってはセルアニメなみに描いている(イラレのパスですが)ところもあります。
監督の見事な編集もあって、楽しい見応えに仕上がりました。
ANIMATION: ASSASSIN (タワムレ Inc.)